1998年
○ 目 次 ○
12月30日(水)クリスマス・キャロル
12月30日(水)ライオンキング
12月20日(日)ライオンキング
12月16日(水)ユリディス
11月29日(日)ジーザス・クライスト=スーパースター
11月15日(日)ジーザス・クライスト=スーパースター
11月 3日(火)シー・ラヴズ・ミー
11月 3日(火)オペラ座の怪人
11月 1日(日)ジーザス・クライスト=スーパースター
10月25日(日)ローマの休日
10月25日(日)オペラ座の怪人
10月11日(日)ローマの休日
10月11日(日)オペラ座の怪人
10月 4日(日)李香蘭
9月27日(日)RENT
9月27日(日)オペラ座の怪人
9月 5日(土)ヴェリズモ・オペラをどうぞ!
9月 4日(金)CATS
8月30日(日)STEPS LIVE
8月20日(木)オペラ座の怪人
8月20日(木)オペラ座の怪人
8月15日(土)オペラ座の怪人
8月13日(木)ビッグ
8月13日(木)オペラ座の怪人
7月17日(金)オペラ座の怪人
7月17日(金)レ・ミゼラブル
7月16日(木)レ・ミゼラブル
7月16日(木)レ・ミゼラブル
7月 5日(日)レ・ミゼラブル
7月 5日(日)オペラ座の怪人
7月 4日(土)ラヴ・サーティー
7月 4日(土)ラヴ・サーティー
6月21日(日)夢から醒めた夢
6月20日(土)夢から醒めた夢
6月19日(金)夢から醒めた夢
6月19日(金)ウエストサイド物語
6月18日(木)オペラ座の怪人
6月18日(木)オペラ座の怪人
6月17日(水)美女と野獣
6月17日(水)美女と野獣
6月16日(火)オペラ座の怪人byケン・ヒル
6月16日(火)レ・ミゼラブル
6月15日(月)六月大歌舞伎(夜の部)
6月15日(月)レ・ミゼラブル
5月30日(土)オペラ座の怪人
5月30日(土)蜘蛛女のキス
5月 3日(日)アイリーン
5月 3日(日)アマデウス
4月26日(日)スモーキー・ジョーズ・カフェ
4月 5日(日)サウンド・オブ・ミュージック
4月 5日(日)王様と私
3月29日(日)サウンド・オブ・ミュージック
3月29日(日)王様と私
3月26日(木)ショッキング!ショッピング!
3月26日(木)サウンド・オブ・ミュージック
3月25日(水)COLOR
3月11日(水)王子とこじき
3月 8日(日)美女と野獣
2月15日(日)美女と野獣
2月 1日(日)美女と野獣
1月31日(土)THE ROCKY HORROR SHOW
1月31日(土)The Show Yours
●12月30日(水)
○クリスマス・キャロル
○サンシャイン劇場 17時~
○1階15列9番
○キャスト
市村 正親
先日、WOWOWで同名の映画を見てイマイチだったので、
ちょっと心配していたのですが、全く別物の様な感じでした。
それぞれのキャラクターの性格が、
市村さん独特のユーモアを交えた演技によって、
観客の頭の中に広がっていくといった感じです。
衣装も変えず、シンプルなセットだけで話を進めて行くのが、
逆に想像力を沸き立てて、面白い舞台になったんだと思います。
オリジナルのパトリック・スチュアートの舞台も観てみたいと思いました。
実は、私はトレッキー(スタートレックのファンのこと)だったりするんです。^^;
カーテンコールでは、市村さんからの挨拶がありました。
この「クリスマス・キャロル」は、毎年とはいかないまでも、
定期的に上演していきたいと言ってました。
また、来年も「変な役」をたくさんやっていきたいとも言ってました。^^;
私は、是非「ラ・カージュ」の再演を! と期待しています。
●12月30日(水)
○劇団四季 ライオンキング
○四季劇場[春] 13時~
○1階D列31番
○キャスト
ラフィキ 丹 靖子
ムファサ 早川 正
ザズ 明戸 信吾
スカー 下村 尊則
ヤングシンバ 伊藤 綾祐
ヤングナラ 海宝 茜
シェンジ 家本 朋子
バンザイ 大塚 俊
エド 長谷川 輝
ティモン 中嶋 徹
プンバァ 小林アトム
シンバ 坂元 健児
ナラ 濱田めぐみ
サラビ 森 以鶴美
他
D列31番は、実質2列めで、
かみ手パーカッションの目の前の席です。
ですから、舞台からの距離も近いので、
前回とは違った見方をすることができました。
一番興味を持ったのは、俳優さんとパペットの関係です。
例えば、ハイエナのシェンジ、バンザイ、エドは、
それぞれ操り方が違うんですね。
スカーのパペットは、右手のリモコンで操作していました。
その他も、観ていてとても面白かったです。
あと、パーカッションも、色々な奏法をしていました。
コンガの革の上を、スーパーボール(?)で擦るってのは、
初めて見ました。
2幕で、キリンがチーターに狙われる場面があります。
キリンが、背後にチーターの視線を感じて振り返るのですが、
この一瞬の演技が素晴らしいんです。
キリンのパペットは、俳優さんの手足に竹馬の様な足を付け、
俳優さんの頭に2メートル近いキリンの首を被せた形です。
ですから、俳優さんとキリンの目の位置は相当違うのに、
キリンの目線になっているんです。
多分、平田郁夫さんが演じていたのではないか?と思うのですが、
自信はありません。
なんだか上手く説明できなので、一度観てみて下さい。^^;
ヌーの暴走や、プライドランドの水が枯れていく場面、
シンバが自分の顔を湖に写す場面などは、
1階席の前方では分かりにくかったです。
また、プライドロックの動きも、2階席から観た方が良かったです。
今度発売になる、さ来年のチケットは、
2階S席狙いでいこうかと思っています。
[秋]の方では、NHKの人達が何やらやっていました。
多分、1/2の「オンディーヌ」の生中継の準備なのでしょう。
それと、入口には門松、
カフェテリアの前の植え込みには
10メートル四方くらいの大きさの『賀正』と書いた
ビニールシートが広げてありました。
ちょっと、劇場のイメージと合わない様な気も...
●12月20日(日)
○劇団四季 ライオンキング
○四季劇場[春] 14時~
○2階I列15番
○キャスト
ラフィキ 丹 靖子
ムファサ 早川 正
ザズ 明戸 信吾
スカー 下村 尊則
ヤングシンバ 伊藤 綾祐
ヤングナラ 伊藤 彩華
シェンジ 家本 朋子
バンザイ 大塚 俊
エド 長谷川 輝
ティモン 中嶋 徹
プンバァ 小林アトム
シンバ 坂元 健児
ナラ 濱田めぐみ
サラビ 森 以鶴美
[男性アンサンブル]
遠藤 敏彦 澤村 明仁 阿久津陽一郎
藤原 麻由 松浦 勇治 太田 泰信
大谷 健 才加志 実 安福 毅
平田 郁夫 伊藤 謙吉 杉本 崇
横沢 健司 雲田 隆弘
[女性アンサンブル]
磯津ひろみ 千綿 一美 三瀬 七海
坂井 恵 春原 一恵 山田 園
小松 陽子 鈴木由加乃 原田 真理
関口美知子 鈴木結加里 山田 明美
待ちにまった、ライオンキングを観てきました。
開演の1時間くらい前に劇場に着くと、
既にたくさんの観客と、報道のカメラと、劇団関係者たちであふれていました。
また、VIPの招待客もたくさんいた様で、物々しい警備でした。
さて、舞台の方ですが、
1幕が始まると「サークル・オブ・ライフ」の音楽と共に
動物たちが続々と舞台上に現れ、
一瞬にして気分はアフリカの大草原の中に引き込まれていきました。
その後も、印象的な音楽と、大がかりな舞台装置と、
今までの舞台では観たことの無い様な表現法の連続で、
あっという間に終わってしまったという感じでした。
BWのライオンキングの紹介TVや今年のトニー賞の中継を見て、
呪術師ラフィキは、ズールー語のせりふや歌詞が多く、歌もとても難しそうなので、
いったい誰が演じるのだろうと、とても気になっていました。
丹さんがラフィキを演じるということは
フジTVの番組を見て知っていたのですが、
今まで演じている役からは想像もつかないキャラクターだったので、
とても気になっていました。
実際に観てみると、とても良かったです。
丹さんの新たな分野を開拓したという感じです。
主人公シンバ役の坂元さんは、とても優しい声の持ち主で、
シンバの特徴を良く現していました。
また、動きもキビキビしていて、宙返り(?)もきまってました。
私は、今まで坂元さんの舞台は殆ど観たことがないのですが、
これからは注目の人の一人です。
悪役スカーの下村さんも、ハマり役です。
声も目つきも "ワル" そのものです。
パペットの動きもとてもリアルで、
まるで自分の頭の様でした。
ちなみに、スカーのパペットだけは、電動だそうです。
ヤングシンバとヤングナラは、「美女と野獣」のチップ君とは違って、
物語の進行上とても重要な役なので、
この2役の演技力が舞台の出来を左右すると言ってもいいでしょう
今日の伊藤コンビは、しっかりと演じていました。
子役というより、1人の役者として、とても素晴らしかったです。
他の俳優さんたちのことも、いろいろと書きたいのですが、
きりがないのでこの辺にしておきます。
●12月16日(水)
○劇団四季 ユリディス
○四季劇場[秋] 18時30分~
○2階3列12番
○キャスト
ユリディス 野村 玲子
オルフェ 石丸 幹二
ムッシュ・アンリ 日下 武史
オルフェの父親 立岡 晃
他
四季のストレートプレイは、やはり素晴らしいです。
いつもミュージカルばかり観ている私ですが、
せりふだけのお芝居の良さを実感しました。
ミュージカルと違って、せりふの制限が少ないので、
言葉の重みが増してくるのでしょうか?
私は、「ユリディス」という話を全く知らなかったので、
何の予備知識も無いまま観ました。
何度も同じ舞台を観ていると、
ついつい話の中身より俳優さんのことばかり気になってしまうのですが、
今回はじっくりと物語に浸りました。^^;
ユリディスとオルフェが出会い、
お互いに恋しあい喜びながらも、
相手の気持ちが不安になり懐疑的になってしまう、という場面があります。
私は、この場面での二人の心理状態の変化が、
とても同感できるものであり、観入ってしまいました。
「観る」というより「聞く(聴く?)」の方が正確かもしれません。
でも、結末の「2人は死んで幸せになる」というのは、
私の感覚にはちょっと合いませんでした。
日下さんの静かな中にも強い意志を感じるせりふや、
立岡さんのシリアスとコミカルの切り替えが、とても素晴らしかったです。
いつもカーテンが閉まっていた四季劇場[春]が開いていて、
中に人が入っていました。
キャストボードには、俳優さんの名前も書いてありました。
ロビーには、浅利さんも居ました。
12/15に続き、プレビューを開いていた様です。
どんな人が招待されるんでしょうか。
●11月29日(日)
○劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター
(エルサレム・バージョン)
○四季劇場[秋] 13時30分~
○1階21列34番
○キャスト
ジーザス・クライスト 柳瀬 大輔
ユダ 芝 清道
マリア 鈴木 京子
カヤパ 佐川 守正
アンナス 青木 朗
司祭 松宮 五郎
川地 啓友
岡本 隆生
シモン 喜納 兼徳
ペテロ 原 慎一郎
ピラト 光枝 明彦
ヘロデ王 沢木 順
他
1階一番後ろの一番かみ手端っこの席でした。
舞台がかなり遠く、2階席の張り出しや、
ドアの内側に居る劇場の人の動きが結構気になったので、
殆どオペラグラスで舞台を覗いていました。^^;
柳瀬ジーザスは、やっぱり良いです。
あの "無表情" がとてもいいんです。
ジーザスがカヤパ達に捕まった時に、 "ニタッ!" って笑うんですよね。
それまでは、どんな場面でも全く表情を変えないので、
怖いくらいに印象的でした。
録音のオケは、リズムのキレも良く聴いていて安心できたのですが、
カーテンコールになると突然へたになってました。^^;
とてもガッカリです。
閑話休題。
[春]の舞台の外壁に、
「ライオンキング」のライオンの絵(黄色地に黒のあの絵)
が大きく描かれていました。
もうすぐなんですねぇ。(*^_^*)
●11月15日(日)
○劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター
(エルサレム・バージョン)
○四季劇場[秋] 13時30分~
○2階5列6番
○キャスト
ジーザス・クライスト 柳瀬 大輔
ユダ 芝 清道
マリア 鈴木 京子
カヤパ 佐川 守正
アンナス 青木 朗
司祭 松宮 五郎
川地 啓友
岡本 隆生
シモン 喜納 兼徳
ペテロ 原 慎一郎
ピラト 光枝 明彦
ヘロデ王 沢木 順
他
ジャポネスク版の時は
隈取りメイクのために俳優さんの識別が付かないことがあったのですが、
今回のエルサレム版ではそんなことはありませんでした。
芝ユダは、声も良く出ていて、
舞台をグングンと引っ張っている感じでした。
後半の「スーパースター」も決まってました。
鈴木京子さんのマリアは、きれいな透き通る声で、
マリアのイメージを良く出していました。
でも、マリアのキャラクター自体が目立つものでは無いので、
鈴木マリアが余り印象に残りませんでした。
ちょっと、残念です。
柳瀬さんは、相変わらず良いですね。
「ピラトの裁判と鞭打ちの刑」で、
ジーザスは舞台上を引きずり回されるのですが、
膝なんか怪我しないんでしょうか?
観ていて痛そうで、とても気になってしまいました。
私は、メイクと衣装と音楽は、エルサレム版の方が好きですね。
でも、大八車も捨てがたいです。^^;
●11月3日(火)
○東宝 シー・ラヴズ・ミー
○青山劇場 17時~
○1階XE列30番
○キャスト
ジョージ・ノワック 市村 正親
アマリア・バラッシュ 涼風 真世
イローナ・リター 島田 歌穂
他
再演の舞台ですが、わたしは今回初めて観ました。
仕事場で仲の悪い二人は、実はお互いに恋を寄せる文通相手だった。
...という、とてもシンプルな物語です。
市村さんの役は、ごく普通の店員ということで、
観ていて物足りなさを感じました。
(市村さんに対してではなく、キャラクターに対してです。)
「ラ・カージュ・オ・フォール」や「蜘蛛女のキス」の様な、
迫力のある個性的な役の方が、市村さんらしくて好きです。
島田歌穂さんは、とにかく "素晴らしい" の一言です。
助演でありながら、回りをどんどん引っ張っていました。
●11月3日(火)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○2列31番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 村田 恵理子
ラウル 佐野 正幸
他
今までに何回観たかわからないくらいのファントムですが、
初めての佐野ラウルを観ました。
佐野さんは、歌がとてもうまいですね。
ですから、村田クリスティーヌとのデュエットもぴったりハマっていました。
でも、せりふの "間" がちょっと...
>> カルロッタの声がカエルになってしまった時、
>> クリスティーヌは顔色一つ変えないんです。
これは、10/25の観劇時に、井料クリスティーヌのことを書いたものですが、
村田さんは、「えっ、なに?なに?」とうろたえていました。^^;
●11月 1日(日)
○劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター
(ジャポネスク・バージョン)
○四季劇場[秋] 13時30分~
○2階5列17番
○キャスト
ジーザス・クライスト 柳瀬 大輔
ユダ 芝 清道
マリア 保坂 知寿
カヤパ 佐川 守正
アンナス 青木 朗
司祭 松宮 五郎
川地 啓友
岡本 隆生
シモン 喜納 兼徳
ペテロ 原 慎一郎
ピラト 光枝 明彦
ヘロデ王 下村 尊則
他
「ジーザスは誰か?」が、一番の関心事でした。
一言でいうと、とにかくとても良かったです。
あんなに激しく感情を表す柳瀬さんを観たことはありません。
今までに何度も観ている柳瀬ラウルは、上手いのですが、
柳瀬さんでなければいけないという事は無かったと思います。
でも、ジーザスはハマり役です。
今までの歴代ジーザスに劣らぬ素晴らしさでした。
下村ヘロデ王。派手な役をやらせたら、日本イチですね。^^;
そして、棒を回させたら世界一!
重苦しくなりがちなJCSの中で、
ストーリー上で重要な位置を占めながらも、
ほっと一息つける一瞬でした。
エビータのマガルディも同じなのですが、
出番は余り無いのに、その一瞬が舞台進行に大きな影響を与えるような、
不思議な力を持った人ですね。
ラストを観ていて、一つとても気になることがありました。
それは、十字架がかなり高い場所にあるということ。
そして2階席の天井が低いということ。
それで、もしやと思い、
終演後に2階の後ろの方に行って空いている席に座ってみたところ、
後ろの数列は十字架上のジーザスが殆ど見えない様です。
たしかに、その辺りはB、C席ですが、
安けりゃ見えなくてもいいということは無いと思うんです。
私は、半年くらい劇場を閉鎖してもいいから、
3階席を取ってしまってほしいと感じました。
終演後、劇場に併設されている "Cafe La Buvette" に寄りました。
メニューには、コーヒー、紅茶、ケーキの他、アルコールもありました。
テラスもあって、なかなかのんびりと過ごせる場所です。
"ゆりかもめ" から覗かれているような気もしますが^^;
私には、帰りの列車までの時間調整(1時間に1本しか無いんです)にちょうどいいです。
それに、俳優さん達も来たりしていて、間近で拝見することができました(*^_^*)
●10月25日(日)
○東宝 ローマの休日
○青山劇場 17時~
○G列44番
○キャスト
アン王女 大地 真央
ジョー・ブラッドレー 山口 祐一郎
アーヴィング 宮川 浩
他
今日は2回目ということで、ストーリーも音楽もわかっているので、
余裕を持って観ることができました。
大島ミチルさんの音楽は、
同じメロディーを何度も使い過ぎという感じもありましたが、
とてもシンプルで、覚えやすかったです。
斉藤由貴さんの詞は、内容が整理され、単純・明解です。
舞台の道具類に関しても、かなり細かいところまで凝っていました。
また、回転舞台(お盆?)もうまく使っていたと思います。
ストーリーについては、前も書いた様に、殆ど映画そのままなんですが、
伯爵夫人の草笛光子さんのソロや、
船上パーティーの後、黒服が警察に連れて行かれるところなど、
舞台のセッティングの為の場つなぎとしか思えない場面もあり、
ちょっと残念でした。
大地さんは、やはりいつ観ても素晴らしいですね。
ヘプバーンと比べても見劣りしない女優さんは、真央さんくらいなものでしょう。
真央さんがタバコを吸ったり、スクーターに乗るという珍しい場面も観れました。
山口さん。舞台上では、
何度も「でかいの!」とか「大きいやつ」とか呼ばれてましたが、
背の高さだけではなく、舞台上で "大きさ" を感じました。
警察署長役の北川潤さんは、出番が少ないのがとても残念でした。
ソロもあったのですが、もっとたくさん、歌を聴きたかったです。
大使役の藤堂新二さん。
初めて観たのが、今年の「サウンド・オブ・ミュージック」のツェラー役でした。
ツェラーの時は、かなりイッちゃった役でしたが、
今回も、結構似たキャラクターでした。
もしかすると、芸風?
美容師マリオ役の井上順さんは、こういう役はピッタリですね。
イタリア人に見えるから不思議です ^^;
今回の公演はもう終わりですが、色々と見直しをして、
さらに完成度の高いものとして、また観たいと思いました。
●10月25日(日)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○1列20番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 井料 瑠美
ラウル 石丸 幹二
他
"イル・ムート" を観ていて気づいたことがあります。(今頃なんですが...)
カルロッタの声がカエルになってしまった時、
クリスティーヌは顔色一つ変えないんです。
ダ・カーポからのやり直しで、女装の衣装が無いことには慌てているというのに...
カルロッタの「この、ちびカエル!」に対して、
ファントムが怒ることを、
クリスティーヌはごく当たり前のことと思っているのでしょうか。
村田さんや森岡さんのクリスティーヌもチェックしてみようと思います。
今までアンサンブルで出ていた向井喜彦さんが、
ムッシュー・フィルマンを演じていました。
支配人であるアンドレさんとフィルマンさんは、
ユーモラスなイメージが強かったのですが、
向井さんは、どちらかと言うと怖いフィルマンでした。
でも、これがアンドレとの対比となって、
面白かったです。
●10月11日(日)
○東宝 ローマの休日
○青山劇場 17時~
○T列30番
○キャスト
アン王女 大地 真央
ジョー・ブラッドレー 山口 祐一郎
アーヴィング 宮川 浩
他
世界初演の「ローマの休日」はどの様なものなのか、楽しみに観てきました。
内容は、完全に映画をそのまま舞台化したものでした。
寝る前のミルクとクラッカー、真実の口、花屋、
カフェでシャンパン、黒服の秘密情報部員などなど、
映画でのエピソードは殆ど盛り込んでありました。
もちろん、有名なスクーターの2人乗りの場面もあり、
回転する舞台を逆回りで乗りながら1曲、
その後は、スクーターごと宙釣りで1曲歌っていました。
大地さんと山口さんだからこそ "絵になる" 場面になったんだと思います。
カーテンコールでは、かなりの数のフラッシュが焚かれていました。最近、多いですね。
光るのも邪魔だし、俳優さんに失礼だと思わないのでしょうか。とても残念です。
どうせなら、ライター型カメラで撮ればいいのに。(これはウソウソ!)
●10月11日(日)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○2列34番
○キャスト
オペラ座の怪人 村 俊英
クリスティーヌ 井料 瑠美
ラウル 石丸 幹二
他
この秋の僅かの期間だけ現れた、村ファントムを観ることができました。
最近は、感情表現の激しい今井さんを見慣れてしまったせいか、
村ファントムがとても新鮮でした。
井料さんは、少し観なかった間に、以前と歌い方が変わったようです。
ビブラートも押さえ気味でストレートな歌い方になってきて、
カルロッタのねんきの入った歌い方との対比がはっきりしていました。
石丸さんは、やっぱりこういう役が似合いますね。
仕草の一つ一つが 子爵さま です。^^;
●10月 4日(日)
○劇団四季 李香蘭
○四季劇場[秋] 13時~
○2階4列30番
○キャスト
李香蘭 野村 玲子
川島芳子 保坂 知寿
愛蓮 五東 由衣
杉本 芝 清道
王玉林 熱海 将人
他
待ちに待った、四季劇場[秋]柿落し公演「李香蘭」の初日を観てきました。
興味ワクワクで、劇場の中を色々とまわってきたので、紹介します。
終演後、劇場前にて。
|
劇場へは、開場時間より早く行ったのですが、
既に開場していて、ロビーや客席に入ることができました。
四季劇場正面の入口を入ると1つめのロビーがあり、正面にクローク、
右に[春]、左に[秋]の入口があります。
[秋]の入口を入ると、[秋]専用のロビーがあり、その正面にキャストボード、
左奥にプログラムやCDなどが置いてある売店があります。
キャストボードは、茶色の木目調のボードに、茶に金文字のプレートで、
とてもおしゃれな感じなんですが、とても見づらいです。
これは、なんとかしてもらわないと困ります。^^;
売店では、「李香蘭」「ジーザス」「ユリディス」「オンディーヌ」
が一緒になったプログラムを2000円で売っています。
また、このプログラムには、別冊でキャスト紹介が付いています。
劇場の人に聞いたところ、「ジーザス」からは、
別冊のキャスト紹介のみの販売(100円)もあるとのことで、
プログラムを何度も買わなくて済むので、ホッとしています。^^;
また、『劇団四季上演記録 1998』というものを1200円で売っています。
内容は、上演年度順に、演目、公演回数、作者、演出スタッフ、配役、
上演月日・劇場、備考(入場料など)が延々とまとめられたものです。
写真が一切ないのが残念ですが、これだけまとまったものがあると、
ファンとしては嬉しいです。
ロービーをまわった後は、客席探検です。^^;
1階席は、奥行きが短く、
とても1000人近く入る劇場には思えない程、舞台が近く感じました。
ただ、後方の席は天井(2階席)がすぐ上にあるので、とても圧迫感があります。
2階席は、とても傾斜が急で、怖かったです。^^;
前の方の席は、とても舞台に近く、観やすいです。
日生劇場のグランド・サークル席の様な感じでしょうか。
ただし、後ろの方の席に座ると、2階席と3階席の隙間から、
遙か彼方に舞台が見えるといった感じです。
B,C席だから、仕方ないのでしょうか。
3階席は、2列しかありません。
その2列は高さが1メートルくらい違っています。
前に乗り出さないと舞台が見えないかもしれませんが、
それでも後ろの人の邪魔になる事は無さそうです。
舞台は、真下にある様な感じです。
さて、「李香蘭」の方ですが、初日ということもあり、
舞台、客席ともに緊張感がありました。
客席の照明が落ちると、一瞬、水を打ったような静けさにつつまれ、
その後、オーバーチュアと共に舞台が始まりました。
芝さんは、私は玉林での復活を楽しみにしていたのですが、
予想外の "杉本" を観ることができました。
いつ観ても、芝さんはカッコいいですね。...ってファンモードです。^^;
野村さんは、とても調子が良さそうで、
香蘭(淑子)の中国と日本に対する思いが全身から伝わってきました。
以前より、柔らかな(?)歌い方になって来たようで、
私としては、満足しています。
五東さんとのデュエットもバッチリでした。
知寿さんの川島芳子は、私は初めてなのですが、
今までにやったことあるんでしょうか?
私は、どうしても、声を聴くだけで、おてんばポリーが浮かんでしまうのです。^^;
今日の舞台では、ちょっとはりきり過ぎの感じもあったのですが、
これからが楽しみです。
オケは良かったです。
生オケの舞台が増えると、人手不足にならないかと心配(<大きなお世話ですよね)
だったのですが、大丈夫の様です。
舞台の幅が狭いためか、昨年青山劇場で「李香蘭」を観た時と比べて、
セットが簡略化されていた様です。
なんだか、全国公演の舞台を観ている様な感じでした。
これから先、[秋]では「ジーザス」、
[春]では「ライオンキング」と楽しみなミュージカルがあるので、
"浜松町通い" が続きそうで怖いです。
● 9月27日(日)
○RENT
○赤坂BLITZ 18時~
○R列24番
○キャスト
ロジャー 宇都宮 隆
マーク 山本 耕史
ミミ 浜口 司
モーリーン 森川 美穂
他
「RENT」の日本語版です。
日本とは文化の異なるアメリカN.Y.を舞台としたミュージカルが、
日本ではどのように上演されるのか、とても楽しみ&心配でした。
歌と演技に関しては、十分満足のいく素晴らしいものを観せてもらいました。
しかし、ストーリーはちょっと分かりにくかったです。
日本語の歌詞をメロディーに乗せるには、無理があるのでしょうか...
私は、予習をしてから観に行ったのですが、特に1幕はキツかったです。
イチバンのお勧めは、ミミ役の浜口さんでしょうか。
迫力のある歌と、セクシーな踊りが良かったです。
1幕の「Out Tonight」のハイトーンが綺麗に出る様になれば、
言うこと無しでしょう。
あと、ロジャー役の宇都宮さんも、コンサート
(といっても、私が知っているのは、TMネットワークの頃ですが^^;)
では観ることのできない "演技" を楽しませてもらいました。
年齢を感じさせない "ロジャー" でした。
もう一人のロジャー、渡辺忠士さんとも観比べてみたいですね。
この「RENT」は、あと何回か観てみたいと思うミュージカルでした。
ただ一つ、何点を挙げるとすれば...
椅子が堅くて、おしりが痛たかった。^^;
座布団持参をお勧めします。
● 9月27日(日)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○1列37番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 村田 恵理子
ラウル 石丸 幹二
他
久々のファントムは、キャストが大きく変わっていました。
その中でも、石丸さん、荒川久美江さん(マダムジリー)、
青山弥生さん(メグ)は赤坂初観でした。
MBSの終演、四季劇場の公演開始を前に、
キャストの大移動が始まったのでしょうか?
キャナルや札幌のキャストがどうなっているのかも、気になるところです。
石丸ラウルは、柳瀬ラウルと比べて "大人のラウル" といった感じでした。
"ハンニバル" の後の楽屋の場面や、オペラ座の屋上の場面でも、
クリスティーヌをしっかりとリードした
頼りがいのあるラウルを観せてくれました。
● 9月 4日(金)
○ヴェリズモ・オペラをどうぞ!
○銀座セゾン劇場 13時30分~
○13列24番
○キャスト
小津 葉介 松本 幸四郎
木下 民子 平 淑恵
見城 真奈美 森口 瑤子
西崎 あざみ 松本 紀保
他
幸四郎演じる小津は、オートクチュール・デザイナーで、
仕事はそれなりは成功しているが、
イマイチ自分の夢とはずれていて満足できず、
妻を殺してしまい、結局自分も自殺してしまうという、
「アマデウス」のサリエリと重なる所の多い役でした。
森口さんは、
小津のマネージャーとしてのキャリアウーマンぶりを
見事に見せてくれました。
紀保さんは、TVや舞台を含めて初観でした。
幸四郎&紀保のかけあいは、テンポも良く、
親子と知って観るからこそ面白い場面もたくさんありました。
幸四郎のストレートプレイは、いつも迫力に圧倒されます。
今回の舞台も、迫力ある独白が見物でした。
● 9月 4日(金)
○劇団四季 CATS
○福岡シティ劇場 18時30分~
○2階E列17番
○キャスト
グリザベラ 金井 小夜子
オールド・デュトロノミー 石井 健三
マンカストラップ 飯野 おさみ
他
新生の常設劇場版CATSを観てきました。
劇場はCATS用に改造が行われていて、
壁にはたくさんのゴミが散らばっていました。
1階席と2階席の間には猫用の階段が付いていました。
また、回転席は無く、舞台だけが回転する様になっていました。
演出では、以下のような変更がありました。
オーバーチュア・・・・・・
音楽のアレンジが変わり、激しい雰囲気を出していました。
それと、客席の壁で光っている "猫の目" は、とても怖い感じでした。
ネーミング・オブ・キャッツ・・・・・・
猫達が客席に出てきて、観客をにらみながら歌っていました。
私も、猫の餌食となりました。
ラム・タム・タガー・・・・・・
タガーは、黒猫になっていました。
演出なのか、沢木さんだからなのか分かりませんが、
こぶしの入ったタガーでした。
観客を舞台に上げて一緒に踊るのは、今まで通りで変更なしでした。
マンゴジェリーとランペルティーザ・・・・・・
この曲は、今まで通りで、ブロードウェイ版には変わっていませんでした。
私は、BW版はあまり好きでは無いので、ホッとしました。
休憩時間・・・・・・
休憩時間恒例のデュトのサインは、今でもありました。
2階席からは無理だろうなと思っていたら、劇場の人が、
「只今より、サイン会を開きます。
ご希望の方は、1階客席より舞台におこしください。」
と言って、案内していました。
品川の頃の様に、猛ダッシュする人はいなかったようです。
グロールタイガー&グリドルボーン・・・・・・
グリドルボーンは、舞台に直接出てくるので、
観客が真っ白いしっぼでコチョコチョされることは無くなりました。
これは、とても残念です。(^^;
ミストフェリーズ・・・・・・
ミストの手品は、今までよりネタが増えて、派手になっていました。
曲の終わりで、ミストにピンスポットが当たる時にも、
ちょっとしたお遊びがありました。
天上への旅・・・・・・
2階席から見下ろす形で観たせいか、
猫の視線で、登っていくグリザベラを見上げるというより、
人間の目で猫を見下ろしている感じになってしまって、
ちょっと残念でした。
カーテンコール・・・・・・
カーテンコールでは、猫達が客席に出てくるのは一緒なのですが、
その後が違ってました。
今までなら、猫が握手してくれるのですが、
私の隣の席の人も握手してもらっていたのですが、・・・
私は、ひっかかれました (^^;
また、最後にタガー一匹が舞台に残って、観客の手拍子のリズムを取ったり、
真っ白の尻尾だけがピンスポットで残るといった おまけ? は無くなっていました。
もしかしたら、客席のノリが悪かったから、無かっただけなんでしょうか...
新生CATSは、今までの可愛い猫から、
たくましく、人になつかない野良猫に育っていました。
片道10時間の旅はちょっときつかったけど、
行った甲斐のある舞台でした。
ちなみに、プログラムは1部1200円と安かったのですが、
ページ数も写真の枚数も減っていて、
品川CATSの頃の様に、全ての猫の紹介写真はありませんでした。
また入場時に配っている小冊子には、
座席表も載っている劇場の案内が書いてありました。
これは、初めての私にはとても助かりました。
客の入りは、1階席は満席でしたが、
2階席は半分くらいしか埋まっていませんでした。
● 8月30日(日)
○STEPS LIVE
○新宿ビプランシアター 14時30分~
○キャスト
織田 和馬 織部 順 笠之坊晃
川越 真也 川村 絵良 木下 育
紀元 由有 涼木 さやか 永井 三稀
浜崎 真美 古川 恭子 水野 里香
矢口 容子 大和 砂緒里
STEPSのメンバーによる初めてのライヴショウです。
私の観た公演は、ステップス友の会の貸切公演ということで、
上記キャストの他、吉野圭吾さんが飛び入りで出演していました。
曲目は、STEPSが上演してきたミュージカルからのナンバーが大半でした。
ラヴ・サーティーからは、
私は見逃した、初演時の涼木朋姫を観ることができました。
サクセス・ストーリーからは、古川さんの弾き語りで、
「ジョイフル」を聴くことができました。
また、古川さん、水野さん、笠之坊さんのユニット
ABABAB("あばばぶ"と読む)の、
東京お披露目もありました。
岡山では、何年か前から活動をしているそうです。
このようなライヴは、
普段、舞台の上でしか観れない役者さんの素顔を観れるので、楽しいですね。
● 8月20日(木)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 18時30分~
○1列37番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 森岡 純子
ラウル 柳瀬 大輔
他
最初から気にはなっていたのですが、
森岡クリスティーヌが歌う "スィンク・オブ・ミー" のカデンツァは、
どうして村田さんや井料さんのと違うのでしょうか?
村田さん達は、ロンドンキャストのCDや、
野村玲子さんや鈴木京子さんと同じなんですよね。
もしかしたら、全世界で森岡さんだけ?
ロイド=ウェバーは、ここまでは指示していないんでしょうか?
聴き慣れないカデンツァなので、私も最初はとまどいましたが、
あっさりしていて、いいかもしれません。
● 8月20日(木)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時30分~
○1列25番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 村田 恵理子
ラウル 柳瀬 大輔
他
ファントムは、いつもかみ手の席ばかりで見切れる場面が多かったので、
今日の、センター席での観劇はとても楽しみでした。(*^_^*)
今日の今井さんは、とても熱が入っていました。
というより、入り過ぎかな?って言うくらいの迫力でした。
2幕の最後の "怪人の隠れ家" では、クリスティーヌに対する歪んだ愛や、
ラウルに対する嫉妬や怒りを、迫真の演技で観せてくれました。
目の前で観ている私も圧倒されました。
村田さんは、相変わらず良いです。
「オペラ座の怪人」を観に行く楽しみが増えました。(*^_^*)
オープニングで、額縁のドレープが上がらずに、しも手客席にかかってしまったり、
"ドンファンの勝利" のピアンジのソロで、地震が起こったりと、
思いがけないことが起こりましたが、
今までで一番入り込んで観れた舞台でした。
● 8月15日(土)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○6列39番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 村田 恵理子
ラウル 柳瀬 大輔
他
久々に、村田クリスティーヌを観ることができました。
いつも同じ感想になってしまうのですが、澄んだキレイな声で、
発生も音程もしっかりしているので、聴いていて気持ちがいいです。
最近、出演回数が増えてきているようなので、これからの観劇が楽しみです。
ファントムやラウルも、他のキャストでも観てみたいなぁと思っているのですが、
どうなんでしょうか...
● 8月13日(木)
○ビッグ
○東京国際フォーラム ホールC 18時30分~
○1階11列30番
○キャスト
ジョシュ・バスキン 唐沢 寿明
スーザン・ローレンス 酒井 法子
ジョージ・マクミラン 宝田 明
他
フジテレビ開局40周年記念ミュージカル「ビッグ」を観てきました。
ブロードウェイ版を元に、日本オリジナル版を作ったということでしたが、
BW版を知らない私には、どこが違うのか分かりませんでした。
スーザンの酒井さんは、私が持ってる
のりピー
のイメージを一掃する、大人の女性をしっかりと演じていました。
歌はもちろんですが、ダンスやジョシュとのやりとり、ジョークも、
テンポ良く演じていました。
一方、ジョシュの唐沢さんは、ホントの子供の様でした。
子供を演じているのではなく、子供になりきっていました。
おもちゃで遊んでいるときも、とても楽しそうでした。
ジョシュのライバルのポール役で出ていた本間憲一さん
(って、双子のお兄さんの方ですよね?)は、
いつもながらの素晴らしいダンスを観せてくれたのですが、
見せ場があまりなかったのが残念でした。
フジテレビ主催らしく、舞台で登場するおもちゃ
「デジケン」(デジタル式のけん玉だそうです)
を博品館やタカラとタイアップで宣伝していました。
しかし、実際に舞台に出てきたのは、ほんの一瞬で、
それもストーリーには殆ど関係なかったのが意外でした。
ストーリーの中では、
ジョシュが開発したおもちゃがどんなものなのか全然分からないままでしたが、
ここで日本オリジナル版らしく何か新商品を紹介してほしかったです。
そうすれば、終演後、売店で買って帰りたくなったかもしえません。(^^;
プログラムには、絵はがき2枚と、ゾルダー・マシンがもれなく付いていました。
私は、"ビッグ・プリクラ" は撮ってきませんでした。
● 8月13日(木)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時30分~
○1列38番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 森岡 純子
ラウル 柳瀬 大輔
他
今日の席は、競売人や額縁のファントム、
「ドンファンの勝利」で殺されたピアンジが見えないなど、
要所がいろいろと観えない席でした。
でもその代わり、
支配人のボックス席のラウルがアップで観れたり、
シャンデリアを真横から観れたり、
演奏中のオケピットの中が覗けたり、
いつもと違う観劇ができました。
ピットの中は、団扇で扇いでるひと、出たり入ったりしているひとなどが居て、
なんだか、とてものんびりした感じでした。
でも、演奏はビシッときまっていました。
幕間には、ライオンキングのパネルが掲示してある一角で、ブロードウェイ版
ライオンキングの舞台の様子をビデオで流していました。
私は、BSで放送したトニー賞の映像しか観たことが無いので、
とても興味深く見ることができました。
● 7月17日(金)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 18時30分~
○26列40番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 村田 恵理子
ラウル 柳瀬 大輔
他
村田クリスティーヌは、’97年の名古屋ファントムで初めて観たのですが、
相変わらず歌が上手いですね。
ハンニバルのスィンク・オブ・ミーでも、
中音から高音まで同じ発声できれいに声が出ているので、
聴いていて、気持ちいいです。
村田さんには、「女の心」とは歌って欲しくなかった.(<しつこいって!?)
劇場では、入場時にライオンキングのちらしを配っていました。
A3の二つ折りで、最初のページには、ライオンの大きなイラストのほか、
劇団四季・ディズニー提携最新ミュージカル
Disney's ライオンキング
企画・制作 浅利慶太
四季劇場[春]柿落とし公演-'98年12月開幕決定!!
と書いてあります。
見開きのページには、ブロードウェイの舞台の写真や、
演出のジュリー・テイモア、作曲のエルトン・ジョン、
作詞のティム・ライスの紹介が載っています。
また、最後のページには、四季劇場の紹介と、
劇場全体の外観と、[春]と[秋]舞台、客席、ロビーの断面のイラストが
載っています。
だんだんと、開幕が近くなってきた感じがします。
● 7月17日(金)
○東宝 レ・ミゼラブル
○帝国劇場 13時~
○A列13番
○キャスト
ジャン・バルジャン 滝田 栄
ジャベール 川﨑 麻世
コゼット 純名 里沙
マリウス 石川 禅
エポニーヌ 島田 歌穂
テナルディエ 斎藤 晴彦
テナルディエの妻 夏木 マリ
ファンティーヌ 岩崎 宏美
アンジョルラス 岡 幸二郎
他
10周年記念凱旋公演の最後の観劇となった今日は、
私にとっては、ベストキャストでした。(*^_^*)
バルジャンが、司教さまの家の食器を盗む場面で、
滝田バルジャンは、パンも持っていくんですよね。
私は、最初の頃は何気なく観ていたのですが、
最近になって意味があるのかな? と思う様になってきました。
バルジャンは、一片のパンのために19年間牢獄に居たのです。
それなのに、
親切にしてくれた司教さまの家で、金にもならないパンも盗むってことは、
給料を半分しか貰えなかったり、宿屋で追い払われなかった事への恨み、
また捕まってもいいという投げやりな気持ちを表しているのではないでしょうか?
そうすると、司教さまから燭台も貰ったあとのバルジャンの気持ちとの対比が、
より明瞭になってくるでしょう。
...と、勝手に思っています。
● 7月16日(木)
○東宝 レ・ミゼラブル
○帝国劇場 18時30分~
○2階 L列23番
○キャスト
ジャン・バルジャン 鹿賀 丈史
ジャベール 川﨑 麻世
コゼット 純名 里沙
マリウス 石井 一孝
他
今日のマチネで、"後ろの方でのんびり観れた" なんて言っていたら、
今回は2階の最後列でした。
1年ぶりの川﨑ジャベールですが、
なんだか、だいぶ変わった感じがしました。
具体的にどこが?って言われると難しいのですが、
去年帝劇で観た時の、 "凄い!" が感じられ無くなったのです。
観慣れたせいなのでしょうか?
だからと言って、良くないという訳ではなく、去年と比べると...
というだけです。
大阪や名古屋ではどうだったんでしょうか?
今日のガブ君は、楽しみにしていた鈴木輝美さんです。
さすが、大人なので、歌も演技もしっかりとしていました。
集めた銃の玉も、ちゃんとバリケードに届いたし。
(これは、届いても届かなくても良いという演出らしいのですが、
私としては届いて欲しいんです。)
でも、"きれい" なんですよね。"汚くない" んです。
そこがちょっと残念でした。
しかし、大人ならば、
何年後かはわからない次回の公演でも演じることが可能なわけですから、
その時が楽しみです。
● 7月16日(木)
○東宝 レ・ミゼラブル
○帝国劇場 13時~
○S列29番
○キャスト
ジャン・バルジャン 滝田 栄
ジャベール 村井 国夫
コゼット 早見 優
マリウス 石川 禅
他
会場が暗くなると同時に拍手が沸くといった、
異様(?)な盛り上がりで始まった今日のレミゼです。
1階後方の中央の席ということで、
"のんびりと観れた" というのが、感想です。(^^;
私は、最前列肯定派(<そんなのあるのか!?)なのですが、
たまにはこういうのもですね。
最近ガブローシュに凝っている私は、
浅利クンの、頼もしいしっかりとした演技に満足しました。
● 7月5日(土)
○東宝 レ・ミゼラブル
○帝国劇場 17時~
○G列49番
○キャスト
ジャン・バルジャン 滝田 栄
ジャベール 村井 国夫
コゼット 早見 優
マリウス 石川 禅
他
私は、「舞台でのハプニングは、見なかったことにする。」
というのが普段の考えなのですが、今日のはちょっと書きます。
バリケードで、バルジャンが捕虜になったジャベールを逃がし、その後で、
空に向かって銃を撃つ場面でのことです。
いつもなら、銃から火花がでて "バーン!" と大きな音がするのですが、
今日は、 "パーン" という小さな効果音だけでした。
私は 「前からそうだったのかも知れないな...」なんて思いながら観ていたら、
バルジャンが舞台中央まで戻ってきた所で、銃から火花と爆発音が出たのです。
思わぬ所での銃声のため、私も周りの人もかなりビックリしていました。
(まるで、「美女と野獣」で、
ビーストが、西の塔の入ったベルに怒鳴った時の客席の反応のよう...(^^;)
ところが、滝田さんも、他の人たちも無反応。
何事もなかった様に、舞台は進んで行きました。
プロの舞台人とはいえ、素晴らしいと思いました。
おかげで、突然の銃声で舞台から離れてしまった私の気持ちは、
すぐにレミゼの世界に戻ることができました。
帝劇のG列49番というのは、舞台の端よりかみ手の席です。
けっこう斜めに観なくてはいけないので、どうかな?と心配だったのですが、
今までではわからなかった新しい見方をすることができました。
バリケードを横から観ることにより立体感が増したし、
バリケードの裏側での俳優さんの動きや、
しも手袖が見えたりして、面白かったです。(*^_^*)
でも、花束は飛んで来ないですね(^^;
● 7月5日(土)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○5列31番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 井料 瑠美
ラウル 柳瀬 大輔
他
今井さんは、今まで以上に安心して観られるファントムになっていました。
2幕の "ドンファンの勝利" でのクリスティーヌとのデュエットでも、
クリスティーヌを想う歪んだ愛を、力強く表現していました。
今日の席は、シャンデリアを見上げる位置だったのですが、
仮設劇場の殺風景な天井が視界に入ってしまうのは、
なんとも寂しいものです。
会場では、休憩時間に、突然 "ライオンキング" の "Circle of Life" が流れ、
今年12月の四季劇場<春>の柿落し公演の宣伝をしてしました。
「98年トニー賞受賞」とか「BWでは、21世紀までチケットが取れない!」など、
余計にチケットが取りにくくなるような事を言っていました。(^^;
● 7月4日(土)
○STEPS ラヴ・サーティー
○吉祥寺 前進座劇場 18時~
○1列7番
○キャスト
マチネ(↓)と同じ
今回は、一般向けの東京公演は3回しかなかったので、
マチネに続いて観てきました。
会場の前進座は、吉祥寺駅からけっこう離れていて、
さらに都心の最高気温が35度を越えたとても暑い日だったので、
駅からの2往復はかなりきつかったです。^_^;
会場では、ラヴ・サーティーのライブCDを売っていました。
6月17日、神奈川県立青少年センターのライブ録音です。
ミュージカルナンバーが、15曲入っていました。
ちなみに、値段は2700円(たぶん)、
CD番号は "STEPS 030" (^^; でした。
● 7月4日(土)
○STEPS ラヴ・サーティー
○吉祥寺 前進座劇場 13時~
○3列9番
○キャスト
松原 新生 縄田 晋
藤井 真理 浜崎 真美
朋姫 古川 恭子
鷹彦 橋本 隆之
他
ラヴ・サーティーの再演です。
古川さんは、
イマイチぱっとしない30歳のカメラマン松原新生(縄田晋)にとりつく(?)
背後霊のような "前生" 朋姫の役でした。
(なんか、文章で説明するのは難しいです(^^;)
かぐや姫のような衣装が綺麗で、
新生にトコトコついていく姿がかわいくて、
もちろん歌も良かったです。
あんな背後霊...じゃなくて "前生" に、「ウッ!」とか言われて引っ張られたら、
ついて行っちゃいますよね。
ストーリーがわからない人には、意味不明ですよね。^_^;
1999年4月には再々演を予定しているそうです。
また、
STEPSのホームページ
には、舞台写真やあらすじも載っています。
是非ご覧ください。
● 6月21日(日)
○劇団四季 夢から醒めた夢
○神栖町文化センター 18時~
○え列19番
今日も、キャストは19日のソワレと同じです。
今日の公演は、1幕の遊園地の場面の冒頭から、
すでに手拍子&拍手が起こってしまう盛り上がりでした。
もちろん、2幕での、部長、暴走族、ヤクザの歌もうけていましたが、
それ以上に、「役人は前例が...」や「規制緩和」でも、
そこまでしなくてもいいのでは?っていうくらい、
一段と大きな拍手が起こってました。
知寿さんと堀内さんの「二人の世界」は、とてもきれいなデュエットですね。
二人の声質はまったく違うのに、これがきれいにハモって、
歌詞と一緒に耳に入って来るのですから、
聴いているほうは、もうたまりません。^^;
今でも頭の中を音楽が流れています。
ところで、今日の公演で、私はひとつ気づきました。
デビルがメソにホワイトパスポートを渡した場面で、私の後ろの方から、
"3人がかわいそう..." という声が聞こえたんです。
たしかに、あの3人はどうなるんでしょう。
ずっと掃除係り? それはあんまりでしょう。
でも、優しいエンジェルとデビルのことですから、
きっと3人とも "光の国" に行けたことでしょう。
● 6月20日(土)
○劇団四季 夢から醒めた夢
○ひたちなか市文化会館 13時~
○7列16番
キャストは19日のソワレと同じです。
これだけ各キャラクターの色が濃くて、
そしてそれにぴったりのキャスティングがされている舞台も珍しいなぁと感じました。
ピコ/保坂知寿……
おてんばで、好奇心が強くて、そして優しくて...と、
知寿さんの得意分野?を十分に発揮できる役ですね。
あの真っ赤な衣装が似合ってしまうんですから、凄いです。
マコ/堀内敬子……
とても美しいのですが、冷たそうで、寂しそうで、
この世に未練のある幽霊ってこんな感じなんだろうなぁって雰囲気が溢れていました。
デビル/光枝明彦……
何も言う必要は無しでしょう。他の人にはあそこまでできないでしょう ^^;
ヤクザ/野中万寿夫……
野獣退治からゆすり&たかりまで、
"憎めない悪役"といえば野中さんですね。
暴走族/阿久津陽一郎……
ただ立っているだけで、怖そうな族のおにいちゃんに見えます。
背の高い阿久津さんには、ウッドベースや掃除機など、
大物小道具(?)が似合います。
私も会社の掃除機にまたがってみようかと...
部長/広瀬明雄……
すっとぼけていて、飄々としているところが、ザングラーに通ずるものが...
あんな部長、居そうですよね。
● 6月19日(金)
○劇団四季 夢から醒めた夢
○ひたちなか市文化会館 18時30分~
○7列30番
○キャスト
ピコ 保坂 知寿
マコ 堀内 敬子
他
年に1回の、劇団四季の地元公演に行ってきました。
「夢醒め」は、去年のMBSも、今年の首都圏公演も都合がつかず、
やっと観ることができました。
原作は読んでいるので、大まかなストーリーは知っていたのですが、
舞台の台本は全く別ものといった感じでした。
楽しい場面があるかと思うと、
現実の世界への鋭いメッセージがあったり、
笑いと取る場面があったりと、
めまぐるしく変わる展開がとても気に入りました。
それと、この舞台では、
自分を登場人物と重ね合わせて観てしまいました。
(きっと、みなさんそうですよね。)
だから、ひとつひとつの台詞が、とても重く、
自分の心の中に入り込んでくるんですね。
● 6月19日(金)
○宝塚歌劇 月組 ウエストサイド物語
○TAKARAZUKA 1000days劇場 13時~
○16列31番
○キャスト
トニー 真琴 つばさ
マリア 風花 舞
ベルナルド 紫吹 淳
他
遂に、宝塚歌劇を観ることができました。
昨年、東京宝塚劇場で「エリザベート」を観ようと思っていたのですが、
結局チケットが取れずに終わってしまい、
今日念願の宝塚を観に行ってきました。v(^^)v
舞台の方は、一言でいうと、とても満足です。
宝塚の俳優さんのことは全くわからないので、
誰がどうだったとかいう細かいことは言えないのですが、
最後まで私の心は舞台に引きつけられたままで、
あっという間の3時間でした。
可能であれば、また観てみたい舞台でした。
● 6月18日(木)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 18時30分~
○4列10番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 井料 瑠美
ラウル子爵 柳瀬 大輔
他
井料クリスティーヌは、とても久しぶりです。
ビブラートなどはかなり激しくなり、
以前と比べると、だいぶ歌い方が変わっていました。
森岡クリスティーヌとの違いもあり、
いろいろなキャストで観る楽しみが出てきました。
4列10番というのは、
舞台よりもしも手側で
見切れる場面もあるような席だったのですが、
普段見られないような角度で舞台を観ることができたので、
おもしろかったです。
でも、スピーカーの真っ正面というのはちょっと...
● 6月18日(木)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 13時30分~
○3列25番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ 森岡 純子
ラウル子爵 柳瀬 大輔
他
今井ファントムは、賛否両論のようですが、私はとても気に入りました。
私には、男心を切々と(?)歌っている感じがとても良く伝わってきます。(^^;
あいかわらず、クリスティーヌは「女の心」と歌っています。
今更元に戻すことは無いのでしょうが、とても気になる歌詞です。
オリジナルはどう歌っているのでしょうか?
赤坂の3列めは、
プロセニアムアーチや天使の上のファントムは見えるのだろうか?
と、ちょっと心配していたのですが、ちゃんと見えました。
それに、視界がちょうど額縁の収まるくらいの大きさなので、
自分がオペラ座の中にいる様な気分を十分に味わうことができました。
● 6月17日(水)
○劇団四季 美女と野獣
○名古屋ミュージカル劇場 18時30分~
○XA列25番
○キャスト
ビースト 芥川 英司
ベル 鈴木 京子
ガストン 早川 正
他
この劇場は、オケピットが無い分舞台までがとても近く、
迫力のある舞台を観ることができました。
それに、今回の席は1列め中央、
まるで私のためにやってもらっているようでした。(*^。^*)
劇場内では、6/16~7/24の平日ソワレのイベントとして、
先着100組のカップルへの記念写真のサービスと、
抽選で50人に美女と野獣のシングルCDのプレゼントをしていました。
キャストは、チップ君以外は、全員マチネと同じでした。
● 6月17日(水)
○劇団四季 美女と野獣
○名古屋ミュージカル劇場 13時30分~
○XB列27番
○キャスト
ビースト 芥川 英司
ベル 鈴木 京子
ガストン 早川 正
他
名古屋でガストンデビューをはたした ひのあらた さんを楽しみに観に行ったのですが、
今週は全日とも早川ガストンになっていました。
芥川ビーストは、いつもの様に力強く、めりはりがはっきりしていました。
1幕の「愛せぬならば」も朗々と歌っていました。
名古屋の劇場は、客席の反応がとても良く、
「守るつもりの無い約束」とか「ピンクだ」は、
赤坂ではなかったくらいウケていました。
でも、その後の「素敵なドレスだ」は、笑いを取るところなんでしょうか?
私は違うと思うのですが...
● 6月16日(火)
○オペラ座の怪人 by ケン・ヒル
○青山劇場 19時~
○1階C列19番
○キャスト
ファントム ピーター・ストレイカー
クリスティーヌ ナタリー・ジョーンズ
ラウル マイケル・ギャルビン
他
ロイド=ウェバーのファントムに慣れてしまっている私ですが、
久しぶりにG・ルルーの原作を思い出させるファントムでした。
この舞台は、オペラを聴き慣れていないひとにとっては、
ちょっと飽きてしまうかもしれません。
それと、原作のエピソードをできるだけ登場させようとしているため、
話の移り変わりが早くなってしまい、
原作を知らないとキツイかな?と思いました。
でも、クリスティーヌ役のナタリーの歌はすばらしいし、
オーケストラの演奏もとっても良かったです。
それに、当たり前のことですが、音楽も最高です。
なぜ、当たり前かというと、ケン・ヒル版の音楽は、この舞台オリジナルではなく、
ヴェルディやウエーバー(ウェバーではない)などのオペラの音楽を
そのまま使っているからです。
ケン・ヒル版は、ミュージカルとしてではなく、
オペラとして観た方がいいかもしれませんね。
● 6月16日(火)
○東宝 レ・ミゼラブル
○帝国劇場 13時~
○1階C列30番
○キャスト
ジャン・バルジャン 鹿賀 丈史
ジャベール 村井 国夫
ファンティーヌ 岩崎 宏美
コゼット 純名 里沙
エボニーヌ 本田 美奈子
他
今日のガブ君は、浅利君でした。長く(?)やってるだけのことはあって、
しっかりとイタについていました。
ガミネット達を引き連れている姿にも安心感があります。
また、2幕のバリケードで、グランテールから酒をついでもらう場面での、
あの嬉しそうな表情には、一段と磨きがかかったようです。
...と、今日はガブローシュに注目してみました。
● 6月15日(月)
○六月大歌舞伎
○歌舞伎座 16時30分~
○3階に列29番
○キャスト
【1.俊寛】
俊寛僧都 幸四郎
他
【2.保名】
安倍保名 團十郎
他
【3.日本振袖始】
岩長姫/八岐大蛇 玉三郎
他
実は、幸四郎さんの舞台は何度か観ているのですが、歌舞伎で観るのは初めてです。
ところが、5分ほど遅刻してしまったので、イヤホンガイドも借りずに飛び込んでしまい、
"俊寛"は十分には理解することができませんでした。残念...
でも、幸四郎さんの、熱のこもった迫力ある演技は、しっかりと伝わってきました。
イヤホンガイドっていうのは、
受信機とイヤホンがセットになったようなものを使って、
舞台の進行にあわせてストーリーの説明、時代背景などの解説をしてくれるサービスです。
私のような歌舞伎初級者にはとても便利なものです。
そのうち、イヤホンガイドも卒業して、『高麗屋っ!』
って声をかけられるようになりたいとは思っているのですが...
● 6月15日(月)
○東宝 レ・ミゼラブル
○帝国劇場 13時~
○1階B列34番
○キャスト
ジャン・バルジャン 滝田 栄
ジャベール 村井 国夫
ファンティーヌ 岩崎 宏美
コゼット 早見 優
エボニーヌ 本田 美奈子
他
大阪や名古屋まで行けなかった私にとっては、8ヶ月ぶりのレミゼでした。
今日の公演では、前回の帝劇のカンパニー以降新たに参加したメンバーのうち、
リトル・コゼットの増位美夢ちゃん、リトル・エポニーヌの小宮美穂ちゃん、
ガブローシュの北尾亘くん、モンパルナスの今拓哉さん、
マテロットの吉村美香さん、ガミネット2の鈴木輝美さん
を観ることができました(もしかすると、これで全員?)。
このうち、鈴木さんはガブローシュ役もやるそうなので、
どういうガブ君になるのか、ぜひ観てみたいです。
また、久しぶりに観てみると、
今日だけのことなのか、ずっとそうなのかわかりませんが、
少し演出(役者さんの表現?)にも変更がありました。
あと、オケのアレンジにも変更があったようです。
今までと和音の構成が変わったり、音が薄くなったりしています。
気のせいでなければ...。
でも、オケってそんなに簡単に編曲しちゃうんでしょうか?
...って、いろいろ書きましたが、とにかくレミゼは何度観てもいいですね。
岩崎ファンティーヌは最高だし、また今回も花束ゲットできました。(*^。^*)
● 5月30日(土)
○劇団四季 オペラ座の怪人
○赤坂ミュージカル劇場 17時30分~
○25列49番
○キャスト
オペラ座の怪人 今井 清隆
クリスティーヌ・ダーエ 森岡 純子
ラウル・シャニュイ 柳瀬 大輔
他
久々の首都圏でのロングラン公演「ファントム」を観てきました。
劇場の外壁は、今までのBBのビーストと赤いバラから、
仮面と赤いバラに変わっていました。
もちろん、劇場前のパネルも、売店も、全てファントムです。(当たり前ですが...)
しかし、どうしても、
まだBBをやっていそうな感覚が抜けないままロビーをぶらぶらしていたのですが、
客席に入り、黒い布に覆われたプロセニアム・アーチとシャンデリアを見た時に、
私の頭の中に「ファントム」がよみがえって来ました。
そして、オークショニアの『昔の亡霊も逃げ出すことでありましょう』の台詞で、
一気に入っちゃいました。^^;
今井さんは、今回の赤坂が初ファントムでした。
まだ、開幕10日ということで緊張しているかと思ったのですが、
落ち着いていて、とても安定していました。
クリスティーヌに仮面を取られる場面では、
今までの村ファントムでは "怒り" が感じられたのですが、
今井ファントムでは、 "悲しみ" がとても感じられました。
この解釈の違いが、何度も観に行きたくなる理由のひとつなんですよね。^^;
森岡クリスティーヌも初めて観ましたが、これからが楽しみです。
休憩時間に配られるキャスト表には、
"『エルリック・コスモスの239時間』今秋首都圏公演" とありました。
私はどんな舞台だか知りませんが...
● 5月30日(土)
○蜘蛛女のキス
○青山劇場 13時~
○1階N列31番
○キャスト
オーロラ/蜘蛛女 麻実 れい
モリーナ 市村 正親
ヴァレンティン 宮川 浩
他
市村さんは、相変わらず "素晴らしい" の一言です。
モリーナはゲイという設定でしたが、
去年のラ・カージュでもオカマ役だったし、
最近、そっちのセンが多くなって来たと思うのは、私だけでしょうか...
派手な衣装とは反して、
物語は重く(!?)、主張すのものがしっかりとある舞台でした。
私には、とでも一度では消化できそうになく、何回か観てみたいと思いました。
しかし、ただ "重い" というだけではなく、メリハリがあり、
「モルヒネ・タンゴ」はとても楽しく観れました。
今年の公演は、"最終公演" ということですが、上演権が切れてしまうのでしょうか。
それとも、 "今世紀は・・・" というだけなのでしょうか。
また観てみたい舞台だけに、気になります。
● 5月3日(日)
○東宝 アイリーン
○日生劇場 17時~
○1階H列23番
○キャスト
アイリーン 大地 真央
ドナルド・S・マーシャル3世 石井 一孝
オジー・バブソン 藤木 孝
ミセス・マーシャル 金井 克子
マダム・ルーシー 井上 順
ミセス・オデア 草笛 光子
他
サウンド・オブ・ミュージックに引き続き、日生劇場での3ヶ月連続出演となる、
大地真央さん主演のアイリーンを観てきました。
私は、この「アイリーン」は初めてですが、
誰に聞いても『明るくて、楽しくて、お勧めのミュージカルですよ!』
って言われていたので、とても楽しみにしていました。
物語は、N.Y.の9番街に住み、
将来事業で成功したいと願うむピアノ調律師のアイリーンが、
5番街に住むドナルドと知り合い、これをきっかけに
デザイナー、マダム・ルーシーのマネージャー兼モデルとして成功すると同時に、
ドナルドとの恋も成就するという、典型的なサクセス・ストーリーです。
ただ、他のサクセス・ストーリーと違うのは、
このミュージカルがコメディだということです。
コメディエンヌ大地真央はもちろん、コメディアン井上順の本領発揮とった感じでした。
(もちろん、井上さんは、元スーパーアイドルだということも知ってます。^^; )
● 5月3日(日)
○アマデウス
○サンシャイン劇場 13時~
○18列20番
ピーター・シェファー作の戯曲で、
トム・ハルスの映画でも有名な「アマデウス」を観てきました。
キャストは、サリエーリが松本幸四郎さん、
モーツァルトが市川染五郎さんの定番親子コンビに、
今回コンスタンツェ役には藤谷美紀さんが登場しました。
冒頭での、幸四郎一人の長台詞で延々と続くサリエーリの告白は、
劇場内に緊張が張りつめ、私は一気に舞台の中に引き込まれていきました。
幸四郎のぼーっとした独特の雰囲気の中にも、
神に見放された時のサリエーリの怒りと、
モーツァルトへの嫉妬が、ひしひしと現れていました。
また、染五郎は、
そこまでやってしまっていのか?...というくらい、
下品で卑猥な言葉をはく、鬼才なモーツァルトを熱演していました。
染五郎ファンには、ちょっとショックかもしれないくらいでした。^^;
モーツァルトの台詞である「 "フィガロの結婚" は最高のオペラ」を聞いて、
一度生で "フィガロ" を観てみたくなりました。
● 4月26日(日)
○スモーキー・ジョーズ・カフェ
○アートスフィア 13時30分~
○1階C列8番
初めてミュージカルの来日公演を観ました。
オペラの来日カンパニーの場合字幕が出ることが多いのですが、
今回は字幕も無いしパンフレットにも粗筋が書いて無かったので、
開演前はちょっと不安でした。
しかし実際に観てみると、ショウ的な要素が強く、
歌詞が多少解らなくてもどうにか観ることができました。
また、字幕に気を取られる事がないので、じっくりと歌を聴けました。
俳優さんたちの歌はみんな声量たっぷりで迫力があり、
また、とてもノリの良いステップを観せてくれました。
歌もダンスも、精一杯でどうにか仕上がっているのではなく、
余裕を持って楽しんでいるという感じでした。
オープニングの "Neighborhood" からエンディングの "That is Rock & Roll" まで、
たっぷりと楽しむことができました。
閑話休題。 物語の中で4人組のギャング(?)が出てくるのですが、
これをどこかで観たなぁ、と思っていたんです。
そう、ステップスの「サクセス・ストーリー」です。
「サクセス」に出てくる3人組のおちゃらけたギャング、
これは「スモーキー」から取ったものなのでしょうか...
● 4月5日(日)
○東宝 サウンド・オブ・ミュージック
○日生劇場 17時~
○1階C列27番
「サウンド~」では、印象的な曲が2つありました。
1つは、リーズルの松下恵さんとロルフの正木慎也さんのデュエットによる
「もうすぐ17歳」です。
この2人は、ちょっと子供っぽく、とても16歳と18歳には見えなかったのですが、
これは今の時代の感覚であって、
物語の設定である1930年代としてはあんなものだったのかな?と感じました。
もう1つは、マリアの部屋での「ひとりぼっちの羊飼い」です。
この曲は、とっても印象的で、終演後の今もずっと頭から離れないでいます。
大地さんは、今年25周年とのことですが、
相変わらずすばらしい舞台を観せてくれますね。
「ソワレ」の5月号に大地さんの記事が載ってたので、
あらためて、彼女の活躍を知ることができました。
● 4月5日(日)
○東宝 王様と私
○青山劇場 12時~
○1階XE列29番
一路さんの演じるアンナは、
18世紀のアジアで生きていく女性の強さ、逞しさをよく現していました。
シャム王の最期の場面では、チュラロンコンの宣誓がクローズアップされ、
シャム王はアンナと大臣だけに見取られていくというコントラストが、印象的でした。
今回の公演は、私はこの日で最後ですが、
一路&高島コンビによる再々演を楽しみにしています。
● 3月29日(日)
○東宝 サウンド・オブ・ミュージック
○日生劇場 17時~
○1階C列25番
俳優さんでは無く、
塩田
さんについてです。^^;
塩田さんとは、知る人ぞ知るオーケストラの指揮者です。
ラ・カージュ・オ・フォールでは、俳優さんより目立っていて、
ついつい舞台から目がそれてしまうということもあった塩田さんですが、
今回のパフォーマンスは、ちょっとおとなしめでした。
でも、とてものっていて、楽しそうな指揮でした。
● 3月29日(日)
○東宝 王様と私
○青山劇場 12時~
○1階XE列27番
このミュージカルは映画でしか見たことがなく、舞台は今回が初めてでした。
シャム王の高島政宏さんは、とぼけた野性的な雰囲気がよく出ていました。
タプチムとルンタの関係は、あまり説明がないまま話しが進んでしまったので、
初めての人にはちょっとわかりにくいのでは?と感じました。
座席がXEということで、音楽はテープなのかと思っていたのですが、
舞台奥に配置されていました。
1幕のオープニングは、オケの使い方がとても幻想的で、
良い雰囲気が出ていました。
● 3月26日(木)
○STEPS ショッキング!ショッピング!
○かめありリリオホール 19時~
○5列24番
ショッキング!は、私には3作目のSTEPSミュージカルです。
私の贔屓の古川さんは、いつものことでが、
のびのびと気持ちよく歌っている感じでした。
サクセスのミルクの時もそうですが、子供っぽい役が多いですよね。
今日は、楽日だからでしょうか?
カーテンコールでは、客席のかなりの人が立ち上がり、盛り上がっていました。
もちろん私も。^^;
最後に、舞台から客席に向かってショッキング!?ピンクのボールを投げてくれました。
私は受け取ることができなかったのですが、
近くの席に座っていた人に譲っていただきました。感謝です。
満員の常磐線快速の中、ピンクのボールを握りしめたスーツ姿の男を見かけたら、
それが私です。^^;
ちなみにボールには、
「Shocking!! Shopping!!」
「また観に来て下さいね!!」
「Cotton」
「古川恭子」
って書いてありました。 そう、
furufuru
さんが投げたボールだったんです。 \(^o^)/
● 3月26日(木)
○東宝 サウンド・オブ・ミュージック
○日生劇場 12時~
○GC階A列31番
今回は、平日の昼間ということで、
日生ならではのグランドサークル席を指定しての観劇です。
私は、これだけ有名なミュージカルなのに、舞台は初観でした。
キャストは、マリアが大地真央さん、トラップ大佐が古谷一行さん、
マックスが尾藤イサオさんなど、固定キャストですが、
リーズル以外の6人の子供たちはダブルキャストでした。
しかし、劇場内でキャストボードを見つけることができず、
誰が舞台に乗っていたのか分かりませんでした。
「ドレミの歌」は、私が小学生のころは、6年間毎年音楽の授業で習ってきたのですが、
「ド」が「ドラム」になるとは思ってもいませんでした。
もちろん、「レ」も「ミ」も驚き!でした。
● 3月25日(水)
○COLOR
○アートスフィア 19時~
○1階F列14番
約1年ぶりのストレートプレイでした。
☆あらすじ☆
山崎家の妻なおみ(田中美佐子)が、
夫の真二(佐渡稔)と娘の由佳(渡辺美恵)の帰りを待っていると、
そこにTVで報道していた強盗事件の犯人(佐久間哲)が入ってきた。
犯人は、部屋に閉じこもったきり出てこない
息子の充(小栗旬)を人質にしてたてこもる。
やがて夫、娘が帰って来たが、
自分勝手な山崎家の人たちは強盗そっちのけで喧嘩をはじめる。
そこに、近所に住む警察官の村田(たかはし等)もやってきて......
なぜか、チラシに書いてあった「あらすじ」とはちょっと違ってました。
映画やドラマでしか見たことのない田中さんでしたが、
シリアスな面と笑いが上手くミックスされた、楽しい舞台でした。
大学生の娘がいるという設定は、ちょっと早すぎるのでは?と思ったのですが、
そんなことはなく十分に母を演じていて、かと思うと、
22年前を回顧する場面での黄色のミニスカート姿もとても似合っていました。
夫の真二の不倫相手の水本安奈(橋本祥)はあまり出番がありませんでした。
ストーリー的には、歪んだ家庭の象徴である夫の不倫を表すためには必要なのでしょうが、
存在感が弱く、ちょっと中途半端な感じでした。
強盗が、ヨーヨーで遊んでいる息子の充に言った台詞、
『俺が子供のころは、コーラ買うと、くじで貰えた。』
は、私も心のなかで思っていた台詞だったのですが、
周りではあまりうけていなかったようです。
やはり、年齢の問題なんでしょうか^^;
● 3月11日(水)
○劇団四季 王子とこじき
○茨城県民文化センター 18時30分~
○10列22番
「嵐の中の子供たち」に続いて2回目のファミリーミュージカルです。
ストーリーを知らない人は誰もいないと思うのですが、
このお話を、元劇団四季の石坂浩二さんが脚本を書き、
いずみたくさんが作曲したのものです。
王子のエドワードは秋本みな子さん、こじきのトムは家元朋子さんでした。
また、エドワードの父は日下さんでした。
水戸で日下さんを観れるとは思ってもいませんでした。
タガーの(?)栗原英雄さんは、トムの父親役で出演していました。
最近「三」の路線が増えてきた様な気がします...
ファミリーミュージカルの全国公演(=子供ミュージカルの地方公演)
ということで、上演中も会場内はにぎやかでした。
しかし、マイルスが、こじきになったエドワードをかばって鞭に打たれる場面では、
会場内はシーンと静まり、子供たちの心をつかんだ様でした。
2幕には「みんなで歌う」場面があるのですが、
自分が歌うというのは、ちょっと恥ずかしいですね。^_^;
公演の後には、ファミリーミュージカルでは恒例の交流会がありました。
参加した会員は約20人くらいで、ひのあらたさんと富岡香織さんのグループ、
太田泰信さんと渓なつきさんのグループの2つに分かれて、
30分くらい話をしました。
私は、ひのさんと富岡さんのグループで、
「王子とこじき」以外で持っている役の話や、狙っている役の話、
先生
の話などが出ました。
9時半ころまで続いたのですが、2人ともこれから東京に戻り、
翌日の秦野公演に備えると言っていました。
● 3月8日(日)
○劇団四季 美女と野獣
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○8列18番
赤坂BBは、最後の観劇となってしまいました。
キャストは、芥川ビースト&坂本ベルでした。
最近はこの組み合わせが多いようですね。
千秋楽までこのままいってしまうのでしょうか?
コッグスワースの松宮五郎さんは、いつもひょうひょうとしていて、
いい味を出していました。
たぶんこれは松宮さんだけだと思うのですが、ディナーの後で、
「もう、こんな時間だ!」といって自分を指さす姿が、
私はとても気に入っています。
私は、けっこうBBを観に行ったほうだと思うのですが、
まだまだ、千秋楽に招待されるまでには、ほど遠いようです。
もっと頑張って観に行かないとだめですね。
もちろん、名古屋にも行きますよ^_^;
● 2月15日(日)
○劇団四季 美女と野獣
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○2列18番
最近、末次ポットをよく観るようになりました。
私は、末次さんと言えばクレイジーのアイリーン・ロスのイメージが強いのですが、
魅惑的なアイリーンと、
優しいお母さんのミセス・ポットのギャップがたまらないです。^^;
どちらの役でも、声量のある素晴らしい歌声を聴かせてくれる俳優さんですね。
● 2月1日(日)
○劇団四季 美女と野獣
○赤坂ミュージカル劇場 13時~
○4列23番
私には定番となったBBも、残すところあと2ヶ月あまりとなってしまいました。
メインキャストは、石丸ビースト、坂本ベル、井関モリース、早川ガストンなどでした。
また、アンサンブルは、殆どのひとが入団間もない方々の様でしたが、
いつ観ても完成度の高い仕上がりで、とても満足できました。
● 1月31日(土)
○THE ROCKY HORROR SHOW
○東京厚生年金会館 19時~
○1階10列48番
遂に私もいけない世界に足をつっこんでしまいました。^_^;
入場の際には、列に何人ものマジェンタが並んでいるし、
劇場のひとは、「米や水をまかないで下さい。」とか言っているし、
私も
ペンライト
持ってるし...
観客のパフォーマンスを知らずに観に来たひと達は、
かなりびっくりしていたようです。
RHSは、ビデオで予習はしてあったのですが、ナマは迫力が違いますね。
ROLLYさんはもちろんですが、安岡力也さん、
細川俊之さんもはまり役でした。
カーテンコールは、全員スタンディングになるかと思ったのですが、
そうでもなかったようです。もちろん私は立ってステップ踏んでいました。
● 1月31日(土)
○The Show Yours
○青山劇場 12時~
○1階U列40番
元宝塚トップの安寿ミラさん主演のショウミュージカルです。
ショウと言っても、ちゃんとストーリーがあって、一言で言うと、
クリスマスイブにプレントを渡す相手もいない男女が
ふとしたきっかけで知り合い...めでたし、めでたし(*^_^*)
というお話です。
安寿さんは初めて観ましたが、さすが元宝塚トップだけのことはあって、
安定したしっかりした歌で大変満足しました。
公演のパンフレットは、開演の直前に買おうと思ったら売り切れてしまい、
休憩時間になって京都公演時のものを販売していました。
パンフを見てみると、京都公演は昨年の12月だったようで、
「なんで今頃クリスマス?」って疑問が解けました。
バンドはとても上手かったです。とっても安心して聴けました。